バックアップツールヘルプ
本ツールは、データのローカルコピーを効率的に実施するツールです。
(レジストリー登録を伴うシステムファイル、プログラム等は基本的には不可)
1.機能
・予め登録したコピー元からコピー先にファイルコピーを
をサブディレクトリーも含めてワンクリックで実施する。
(ミラーバックアップ *エクスプローラーの手動操作ではコピー元ホルダー
で削除されたファイルはコピー先で再バックアップ時削除されないが本ツ
ールでは自動的に削除される)
ただしリカバリーの場合は名前の異なる既存ファイルは削除しない。
・タイマーでセットした時刻に上記動作を実施する。
(サーバ等の場合夜間でのバッチ作業に利用)
・ バックアップの逆のパスでリカバリーを行う。
・ 対象バックアップファイル 大容量HDDやDVD/CD-RW等可能
2.操作
(1)タスク(ラジオボタン)
下記二つのタスクが実行可能
バックアップ: ディレクトリーを含めたファイルの
バックアップ(別のハードディスクファイル等へ)
リカバリー: バックアップされたファイルを元のドライブ、
ディレクトリーへ戻す。(同一名のファイル、
ディレクトリーはすべて上書きされるので注意)
(2)実行モード(ラジオボタン)
下記二つのモードが設定可能
即時: 手動操作により即実行を開始する。
タイマー設定: 右のテキストボックスに設定した時刻
にバックアップを開始する。
(3)コピー元/コピー先PATHリスト
設定ボタン(追加/変更)で、PATHダイヤログが表示される。
下記2通の指定方法がある。
・直接入力による指定
コピー元/先ファイルのディレクトリーのPATHをドライブ
からテキストボックスへ直接入力する。ネットワークを利用する場合は
UNA名を使用できる。(例 \\Foo\FooDir)
特例としてマイドキュメントは C:\My Documentsを指す。(XPではNG)
リカバリーの場合、コピー元/コピー先のファイルが自動的に
入替わり実行される。
複数のPATHが設定されている場合、実行ボタンが押される前に、
リストの最上位行(インデックス 0)が選択されている場合は、全ての
PATHが順番に実行される。途中のPATHの行が、手動で選択
された場合は、そのPATH行のみの実行が行われる。
・ディレクトリーダイヤログによる指定
コピー元/先ファイルの右端にある参照ボタンをクリックすると
ディレクトリーダイヤログが表示される。該当するドライブのリスト
の右端をクリックし選択すると、その下に表示されたディレクトリー
のツリーが該当ドライブ*と連動して変化し表示される。
このツリーを展開し、目的のコピー元またはコピー先のディレクトリー
をダブルクリックする。該当ディレクトリーが開いたらOKボタンを
クリックすると、もとのPATHダイヤログに戻り、上記指定の
ディレクトリーへのPATHが、テキストボックスに表示される。
* ネットワークを利用する場合は、あらかじめネットワークドライブ
を設定しておく。(設定方法はPCのヘルプ参照)
(4)タスク設定ボタン
追加: 新しいバックアップタスクの追加
変更: 既設定バックアップタスクの内容を変更する
削除: 既設定 バックアップタスクを削除する
セット: 設定されたタスクを登録し、次回このプログラム
を開始した場合同一操作が素早く開始できる。
(5)サーバ起動
このPCの電源が入っていれば、設定された条件、時間に本ツールが
ATタスクコマンドにより自動的に立ち上がり、バックアップを開始する。
ナシ: サーバによる自動起動を行わない。
毎週: サーバ設定を行った曜日、時間にサーバ起動を行う。
毎日: サーバ設定を行った時間に毎日サーバ起動をおこなう。
登録: サーバ起動のタスク設定ATコマンドの登録を行う。
解除: サーバ起動のタスク設定ATコマンドを解除する。
(注) 通常のタイマー設定のみによる起動は、タイマー時間を設定した後
本ツールをいったん消去したままにしておいてください。
またサーバ起動を一旦設定したあと、ナシに戻る場合は「解除」
ボタンをクリックしたあと、ナシの状態に戻してください。
(5)開始時刻
タイマーによる設定時刻の設定を行う。
11:30:00のように2桁語とに 時 分 秒を設定する
(6)実行
ファイルコピーの実行を開始する。本ボタンを押すと処理が
終了するまで、ダイヤログの操作ボタンは操作不可となる。.
3.ログ
実行されたバックアップおよびリカバリーの履歴はLoghis.txtファイル
に記録される。(タイマー使用等による、動作確認等に利用)